どこで決まる?宝石の価値

宝石には数百円のものから数億円のものまである

テレビや雑誌では有名モデルや芸能人が数千万のジュエリーを身に付けていたりといった事を目にした事も多いことでしょう。その一方で、数百円で売られている宝石などもあります。この違いはどこにあるのでしょうか。
宝石の価値を決める基準は、「希少性」にあります。この希少性には、宝石そのもの以外にも、採掘にかかるコストもかかってきます。例えば、シベリアの永久凍土といった極寒の地域での採掘作業は過酷な労働になります。さらにダイアモンドの鉱山は人里から隔離されている場所に多いため、鉱山に行くだけでも大変です。中には、家族と一緒に移住する必要も出てきます。中には、ダイアモンドを採掘するために病院や学校など町を作り上げるほどの資本を投入している地域もあります。

希少性以外にも価値の基準がある

宝石自体の価値の基準としては、希少性だけでなく「輝きの美しさ」と「モース硬度が7以上のもの」という条件があります。
そして全ての石に同じ価値があるわけではありません。世界的に価値が高いとされている宝石は、ダイアモンド・ルビー・エメラルド・サファイアの4つです。ダイアモンドの場合はその価値の幅が広く、ほんの少しの輝きの差やインクルージョンの違いによって万倍もの値段に開きが生まれます。そしてルビーは、赤の色が濃ければ濃いほど高価な値が付きます。エメラルドは、採掘量が元々少ないため、純度の高いものを見つけることも難しい宝石です。サファイアは、青色以外にもイエローやピンクなどカラーバリエーションが豊富な宝石でもあり、どの色であっても希少性が高い宝石です。